作り手の横顔 -ファスナーペンケース編

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毎回、あんなアイテムが作りたい、こんなアイテムが欲しいと
こだわりまくったアイテムを企画する和気文具のアイテム開発部。

 

目の肥えた大人の方にご満足いただけるアイテムを・・・と
デザインや機能性などを突き詰めていくと
最後は作ってくださる職人さんの高い技術力が頼り。

こんな私たちのこだわりを形にしていただける
パートナーの職人さんたちはとっても大切な存在なんです!

 

そこで今回は、実際にファスナーペンケースを作ってくださっている
職人さんを訪ねて、その作業工程を見学させていただきました!

ペンケースができるまでの、普段は見ることができない裏側を、
少しだけですがお見せしますね。

 

目次

工房での見学スタート!

 

私たちも作っている最中に工房へお邪魔することはあまりないので
ちょっぴり緊張しながら見学スタート!

 

 

革がたくさん積んであるだけでも、
なんだかおおお!っとテンションがあがります。

工房内では、型紙担当の職人さんが
細部まで気を配りながら作ってくださった型紙を元に、
たくさんの職人さんがペンケースを作ってくださっていました。

 

今回のオリジナルファスナーペンケースは
大きくファスナーが開いてペンが取り出しやすい反面
中の縫い目や構造が全部見えてしまいます。
なので、作るときにはとっても気を使うそう。

チーフの職人さんに、特に気を使ったところは?とお伺いしたところ

「キレイに作ることははもちろんですが、
やりやすい方法は工程上とても大切ですので、いろいろ考えて試しました」

すごくさらりとおっしゃいましたが、この「考えて試す」過程に
どれだけの試作があったことか・・・。

ただ切って縫うだけでなく、持った時に手なじみがいいように
角をやすりで丁寧に削り落としたり
ファスナーテープを細かく寄せながら美しく貼ったり、
美しく早く捻を入れる方法を研究したり
細かい部分でたくさんの工夫をしてくださっているんですよ。

 

革の端も、荒いやすりで削った後、細かいもので仕上げて、
さらに薬剤で磨いて・・・と何工程にも分けて丁寧に仕上げてくださっています。

マチの部分に芯材を貼って行く工程も見学させていただきましたが
細かな作業なのに、ものすごく早くて美しい仕上がりにびっくり。
職人さんの技術の高さを垣間見ました。

 

 

使う人の目線に立ったモノづくり

 

今回、職人さんへお話をうかがう中で、特に印象に残った言葉は
「自己満足で終わらないこと」でした。
使う人の目線に立って考え、職人みんなで想いを共有する。
それがクオリティの高い仕事をしていくために大切なことだと。

この思いは和気文具のスタッフも同じです!
形は違うけれど想いを共有できている気がして、とても嬉しい瞬間でした。

 

さて、ペンケースができるまでの裏側、
ほんの少しだけでしたが、いかがでしたでしょうか?
和気文具は、これからも日本の職人さんと一緒に
より質とデザイン性のよいアイテムを、丁寧に作っていきたいと思っています。

今回のレポートから、私たちの大切なパートナーである職人さんのお仕事や
私たちの想いを、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。

→この職人さんたちが手がけてくださったペンケースはこちら

「オリジナルペンケース開発秘話」もあわせてどうぞ

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