和気文具が大切にしていること

Join us Stationery Holic!!

あなたにも文房具をもっと好きになってほしい。
世の中に文房具が大好きな、文具大好き病の人を増やしたい。
好きどころじゃない、中毒者くらいになってほしい!

2016年、上海の街角で僕と友人がお茶をしながら何気なく仕事の話をしている中、
和気文具の願いを表現するキーフレーズとして生まれたのがこの言葉です。
帰国してすぐに、わざわざ商標をとったくらい大切な言葉です。笑

その年は、和気文具ににとって1926年から数えて創業90周年を迎える節目の年でした。
世代で4代目、社長の代では6代目のこの僕が、
これから和気文具が目指していくべき方向を定めた瞬間でもあったのです。

和気文具で働く全員が、このキーフレーズを行動の指針にしてサービスを提供しています。
このフレーズに似合わない行動は、たとえ大きな利益を生もうとも見送っています。

和気文具にしかできないサービスを提供しよう、情報を発信しよう。
僕たちに共感してくれる人がお客様になってくれて、喜んでくれて、
それを見た僕たちもうれしくて、もっと文房具が好きな人を増やしたくなる。

願いをかなえる新フレーズをまとって、和気文具が生まれ変わりました。

2001年2月9日

今の和気文具の元になる、インターネット通販の部門が誕生した日です。
人員は僕1人。約3ヵ月をかけて、専門書や説明書を見ながらパソコンを覚え、
インターネットとという広大な砂漠の真ん中に和気文具のお店が生まれました。

徹夜で朝まで作業をして、少し仮眠をとってお昼に起きメールボックスを見ると
注文が早速1件入っていて嬉しかったのを覚えてます。
今でも静岡県の清水さんが、電動えんぴつ削りを購入頂いた事を覚えてます。笑

2006年3月3日

一般文具やオフィス用品・学童文具を取り扱うお店から、輸入文具を中心にした
デザインステーショナリーを取り扱うお店へ変身した年。

お客様の手に取って見たいご要望にお応えして、和気文具の実店舗をフルリニューアルした年でもあります。
初めて店舗のデザインまで自分でやったので、とっても愛着のある店舗でしたが、
通販部門が急拡大したため、わずか3年で倉庫になってしまい一時閉店となりました。

2011年

やはり店舗で直接商品を手に取って見たいというご要望の多さから、
中央区南船場に実店舗を改めて再オープンする事になりました。
しかし、こちらのお店もわずか3年で閉店する事に、、、

理由は簡単、

「このお店は和気文具じゃなくてもできる、誰がやっても同じ」

サービスも商品も、明日運営会社が変わって営業しても、
きっとお客様は誰一人気づかないだろう。

そう思った時、一旦閉じる決断をしたのです。

2017年3月

満を持して、3年間考えぬいた店舗を再オープンしました。

「Join us Stationery Holic」の理念をベースに作られたこのお店は、
日本中どこを探しても見つからない、和気文具にしかできない文具店です。

販売している商品も、和気文具にわざわざ足を運んで頂くに値する、
日本の、大阪のここでしか買えない文房具を取り揃えてお待ちしています。

和気文具の作る文房具は可能な限り日本製である事にこだわっています。
それも極力、地元の大阪の職人による生産にこだわっています。
私たちは大阪の文房具店であるというアイデンティティも大切にしているからです。

地元、大阪で大阪の人たちが自慢できるお店に成長させたい。
大阪はもちろん、日本に観光で訪れてくれている外国人の方にも、
大阪に来たら訪れたい文具店でありたいと思ってます。

こだわらなければ何処でも購入できて手に入り、
急ぎでなければ何かで代用までできてしまう。
それが現代社会の中の「文房具」という道具ですが、

和気文具で買いたい、
和気文具に足を運びたい、
和気文具の製品じゃなきゃだめだ、

こういうお声を頂けてこそ、本当の文房具店であると思いますし、
私たちも文具屋冥利に尽きるというものです。

「Join us Stationery Holic!!」

是非あなたも和気文具と一緒に文房具を楽しんでください。

店主 岸井祥司