こんにちは。和気文具の今田です。
今回はボールペンの上からマーカーをひいてにじみにくい組み合わせを試してみました。
文字を書いてマーキングしたら、インクがにじんで困った経験はありませんか?
ボールペンとマーカーの相性って難しいんですよね。
(さらに言うと紙との相性もあります。)
今回の検証で相性抜群の組み合わせを見つけたので、ぜひご参考にどうぞ♪
ベースに使用したボールペン
●三菱鉛筆 ジェットストリーム jetstream
低粘度のサラサラした書き心地が特徴の油性ボールペンです。
※今回は幅広い表現ができるようにカラーインクの油性ボールペンをメインで試してみたかったので
カラー豊富なジェットストリーム1種にしました。
上から重ねたマーカー(カラーペン)3種
●ゼブラ マイルドライナー
日本ブランドの平芯マーカー。ギラギラしない色が特徴の人気のマーカー。
●スタビロ スイングクール パステル
世界で人気の高いドイツブランドの平芯マーカー。発色の良いパステルカラーと使いやすいペン先の形状が特徴。
●トンボ鉛筆 ABT デュアルブラッシュペン
全108色!筆ペンタイプのカラーペン。ペン先を横に寝かせて書くと太めの線がかけます。
まずはマイルドライナーとの組み合わせを検証
先にボールペンでぐるぐる書き、その上からマーカーで線をひいています。
ジェットストリーム ON マイルドライナー は、ほぼ大丈夫。
ですが、ほんのり蛍光色はご注意!↓
ボールペンの黒色、紫色、青色は、インクのにじみが目立ちました。
ほんのり蛍光色はジェットストリームとの併用には向いていない感じ。
他の色はほぼ気にならなかったので、まずまずの検証結果ですね。
次にスタビロとの組み合わせを検証
ジェットストリーム ON スタビロ スイングクール パステルの組み合わせ。
後ほどお伝えいたしますが、紙によって結果が分かれました。
上の写真ではコピー用紙を使用していて、ほとんどにじみを感じませんでした。
スタビロはイラストやテキストなどいろんなシーンを想定して試してみました。
今回8色のカラーインク油性ボールペンを使ったのですが、いい感じですね!
黒以外の線でイラストを書くと柔らかい雰囲気になるので好きなんです。
そうそう、みなさんはカラーインクの油性ボールペンって使ったことありますか??
例えば4色ボールペンだと、黒・赤・青・緑ですが、それ以外のピンク・オレンジ・黄緑・紫って私は使ったこと無かったんです。なのでとっても新鮮でした。
余談ですが個人的には「茶色」の油性ボールペンが使ってみたくて探したんですが無いんです。。。
油性ボールペンのインクはゲルインクに比べるときれいに発色がさせるのが難しいので、茶色は技術的に難しい色なのかもしれませんね。
背景に模様を描いたり、習慣トラッカーの色ぬりなど、ボールペンの文字や線がにじまないのがいいですね~。
ですが、色々試しているとこんな事がありました↓
MDノートだとにじむ!?
イラストなどはMDノートに描いていたのですが、ライトブルー・緑・赤のボールペンがにじんでしまいました。
使う色や、使う紙によって結果が変わったのがスタビロでした。
でも私、スタビロのパステルもMDノートもとーーっても好きなので、
この結果を踏まえて相性のいいカラーで使いたいなぁと思いました:)
最後にABTとの組み合わせを検証
写真の通りにじみを感じる箇所がありません!非常にすばらしい~!
今回の組み合わせの中で一番良かったのがこの
ジェットストリーム ON ABTでした。
上の写真ではABT ノルディックセットを使っています。
ABTの他の色もこのとおりバッチリでした。
筆ペンタイプのカラーペンってここ数年でたくさんのメーカーさまからリリースされていて人気が高いのが分かります。
中でもABTは水に馴染みやすい水性染料インクを使用していて、水筆を使って水彩のように楽しめるのも人気のポイント。
そしてなんといっても色数が豊富!108色もあるので好みの色が見つかるのも嬉しいんですよね~。
ウィークポイントは耐光性の低さです。染料インクは光に弱く、書いたものをずっと壁に貼っておくなどすると光によって退色のおそれがあるので注意が必要です。常に閉じて保管しているノートなどにはそれほど問題はありません。
今回は「ジェットストリーム ON ABT」の組み合わせが優秀!という結論でした:)
カラーインクのジェットストリーム ラインナップ
全8色。芯のサイズは0.5と0.7があります。
0.5と0.7ではノック部分が透明か不透明かで見分けることが出来ます。
今回はボールペンONマーカーの検証と比較でした。
ぜひインクのにじまない組み合わせで手帳・ノートを楽しんでくださいね♪