こんにちは。和気文具の今田です。
今回は手帳に裏抜けしにくいペンをご紹介いたします。
JSダイアリーはマーカーとの相性が難しい
和気文具の手帳「JSダイアリー」2021年版の現在は「OKシュークリーム」という紙を使用しています。
OKシュークリームは、ESダイアリーの仕様をそのまま受け継いでいて「この紙、書きやすい!」と、たくさんのユーザー様にご好評いただいている一方で、実はマーカーが裏抜けしがちということもあるのが現状です。
ですが、ワタクシ今田はあきらめずに相性のいいペンを探しておりました。
そして、ふと筆之助を使った時に、、、もしかして!?これは、、、!と検証することにしました。
さっそくこちら↓
同メーカーのペンで比較
筆之助と同メーカートンボ鉛筆のペンで比較。
似ている色をピックアップし、同様に書いてみました。
三重のところは同じ場所に上から重ねて線を3回ひいています。
10秒のところはペン先を紙につけて10秒そのままにしたところです。
このページの裏はこちら↓
筆之助は一番左、優秀!
ですが、少し気になるところも。それは後ほどお伝えいたします。
どのペンも普通に線をひいたところはほぼ抜けてませんね。
ABT、プレイカラーKは、線のひき終わりのところのインクがたまって濃くなる部分や、重ね塗りしたところは裏抜けするという結果になりました。
他にも色々書いてみました。↓
こちらは筆之助のみで文字を書いたり塗りつぶしたりしています。
裏は↓こちら
普通に文字を書いたところは優秀ですね!
ただ、さきほど後述すると書いていたのは、黒とグレーのところ。
他の色に比べて裏抜けしやすい!?のかな?という点です。
今田の体感で、とくに一番抜けるのはグレーです。
紙にじわじわ~っとインクの広がりを感じます。
裏ページは↓
黒とグレーはABTやプレイカラーKと近い感じ。
インクがたまる箇所にポツポツと抜けを感じます。
グレーは使い勝手が良くて好みの色なので、裏抜けしやすいのが残念ですね~。
改良を期待したいところであります。
グレー以外にも私が好きなのが「茶色」
結構使えるんですよね~。
↓茶色で手帳を書くとこんな感じ。
茶色と黄色を使って、ハンドレタリング手帳を書いてみました。
空いたところはマスキングテープなどでデコ♪
茶色をベースに黄色のアクセントがいい感じですよね。
茶色。おすすめです。
↓ちなみにこの裏ページはこちら
左側の裏はこのようになっていました。
ペンを重ねたところは少しポツポツと感じますが、私はほとんど気にならない程度でした。
更にこんなに塗ったらどうなる?
こういう使い方はあまりしないかもしれませんが、背景を塗って文字を書いてみました。
線はあまり重ねないようにして塗りつぶしています。
こちらは他のペンも同様に検証しました。
マイルドライナーはまったく違う色ですが、抜け具合の比較に。
クリーム系の紙にも発色の良さが光るのはABTとプレイカラーですね~。
筆之助はやっぱり優秀だった
↑筆之助で書いたページの裏側です。お見事!ぬけてな~い!すごいですね。
他のペンの結果はこちら。
やっぱり、普通はこのように塗っちゃうと、インクの抜けが感じるのは当たり前なんですよね。
紙にたっぷり液体を乗せてるわけですしね。そりゃそうだ。
手帳を変えてインクを吸い込みにくい紙を採用しているものにしたり、紙の厚みがある手帳とかにすればよいのですが、愛用手帳の場合は変えずに使いたいですもんね。
だからこそ、相性のいいペン探しは私にとって大切なテーマなんです。
あ、ちょっと話が脱線しましたね。では、続きを↓
筆之助ってこんなペンです
一応ジャンルとしては筆ペンなんですが、ペン先が思ってる以上に固いつくりになっています。
なので筆圧をかけずに細字で、ギュッと筆圧を加えると太字で書くことができます。
ペン先の摩耗について
新しい筆之助と使い込んだ筆之助を比較しました。
↓書くとこんな感じ
新しい方はペン先の見た目がきれいに尖っていて、使い込んだ方は丸くなっているのが分かります。
ですが、書いた結果はそれほど大差ないんですよね。若干太くなるのかな~?くらい。
筆圧ギュっと加えて太く。筆圧を書けずに細く。
で、いろんなニュアンスの線がかけるので、ホント便利なペンです。
こちらは白いコピー用紙に書いてみました。
発色いいですね!
個人的には、ビビットな色以外のカラーを使ってみたい。
ぺんてるの筆タッチサインみたいなスモーキーな色とか渋い色が好みです。
パステルカラーもいいなぁ。
あとは、この裏抜けしにくいナイスな筆之助インクで、ABTのようなブラッシュペンとか、
筆ペンじゃないペンも良いなぁ。細太のツインペンとか、平芯マーカーね。
さらに贅沢を言うと、筆之助のボディのデザインもゴニョゴニョ。。。
今回は裏抜けしにくいペン「筆之助」をご紹介しました。
カラーペンの裏抜けに悩んでいる方のご参考になれば嬉しいです。
※絶対に裏抜けしないと言い切れるものではございません。
紙や書き方によっては裏抜けする場合がございます。
予めご了承くださいませ。