こんにちは、和気文具スタッフの今田です。
今回は「MDつけペン」の使用レビューです♪
ガラスペン人気から派生して、今は「つけペン」に注目が集まっています。
ガラスペンは繊細なので気をつけないと壊れちゃうということもあり、使うのに躊躇している人も多いのですが「つけペン」ならガラスペンよりタフなので気軽にインクを愉しむことができるんですよね。
MDつけペンって?
MD PAPER PRODUCTSの「MDつけペン」万年筆のペン先がついたペンで、ペン先にインクをつけて筆記します。
書いているともちろんインクが切れるので、またインクをつけ足して書き進める。という、古典的な使い方をするペンなんですが、これがとっても面白いんです。
もちろん普通のペンに比べると、インクをつける手間があるので面倒、、、でもそこが逆にイイ!!
「インクをたしなむ感」が有りまくるワケですよ。
いざ!ボトルインクへ!イン!
ペン先をインクの中につけます。インクは「MDボトルインク グレー」を使いました。
ペンを入れすぎると、軸に色がついちゃうので、ペン先の金属の部分半分くらいのところまでにしておきましょう。
軸のこと
そうそう、このペン。軸の素材がほぼ紙。
紙パウダー入り合成樹脂「MAPKA(マプカ)」という素材で、紙51%+ポリプロピレン49%配合なので、ジャンルで分けると「紙製品」ということになります。へぇーーー。
うんうん。マットな質感で紙っぽさを感じます。
で、そんな素材の性質上、軸にインクが付くとティッシュで拭き取るだけではうっすら色が残っちゃいました。
すぐにウェットティッシュでゴシゴシこすると落ちたのですが、変わった素材だな~と感じました。
さてさて、本題へ戻りましょう。一体、何文字書けるでしょうか?↓↓↓
インクを多めにつけると50文字くらい
1回インクをつけたらどのくらい書けるのか?
今回はそれを試してみたくてやってみたんですが、インクを多めにつけると「50文字」程度でした。
「ん」あたりから、かすれ始めました。
インクが少なめだと20文字くらい
ペン先につけるインクの量で全然変わりますね。
少なめだと「20文字」くらいでした。
文字の大きさや筆記速度によっても変化しますし、人によって感じ方は色々だと思います。
私の場合はけっこうゆっくり書くタイプで書く文字は小さめで「20~50文字」という結果でした。
使い心地どう?
つけペンの使い心地ですが、ペン先を寝かせ気味に書いても、立て気味で書いても、どちらもちゃんとインクが出ていました。
六角軸で机の上で転がりにくく、手に馴染むのでとっても使い心地が良かったです。
こんなハプニングも
調子に乗ってインクをつけすぎると書いてる途中でインクがボタっと落ちてしまいました。
みなさま、インクのつけすぎにはご注意くださいませ。
文字以外に絵を描くのも楽しいです~
気ままに落描きもいいですね~
インク少なめで、ちょこちょこインクを足しながら書くと、こんな感じでインクの濃淡がかわいい文字になります。
万年筆だと、一定の量のインクが出るので、ひともじ毎の濃淡はそれほど感じませんが、つけペンだとインクが多めに出たり、少なめになったり面白いですね。
そして、いろんな色をこまめに使えるのがつけペンのいいところ。
万年筆は色を変えるとき、内部やペン先にメンテナンスが必要ですが、つけペンはペン先を拭くだけで新しい色を使えるので、ほんっとメンテが簡単!
裏抜けチェックしました
こちらはつけペンのレビューではなく「MDボトルインク」のインクの裏抜け具合です。
今回は「MDノート A5 ドット方眼」を使いました。さすが!相性ばっちりですね♪
ほぼ裏抜けは感じませんでした。
残念ながら、モレスキンやJSダイアリーには裏抜けしてしまいました。
万年筆インクは使う紙を選びますが、紙選びもひとつの愉しみですね。
今回は「MDつけペン」の使用レビューでした。
つけペンライフを楽しんでくださいね♪